別所虚空蔵尊例祭(2/12.13)と雪灯ろうと古刹慈光寺

2025.01.18


寒さ厳しい毎年2月は五泉市別所にて12日と13日、虚空蔵尊例祭が行われます。

12日の夜には別所虚空蔵尊から村松商店街までの長い道のりを、その沿道の人たちや地元の子供達が作った雪灯ろうが並びます。雪灯篭のやわらかな灯りは参道を照らし、祭りに風情を添えています。

寺伝によると、開基は天平4(732)年、本尊の虚空蔵菩薩は行基僧正の作と伝えられています。
行基は虚空蔵尊を2体刻み、1体はこの地に、もう1体は会津の柳津へ。2体の虚空蔵尊が別れたことから、この地を「別所」と呼ぶようになったといわれています。

お寺に参るとろうそくを灯して家内安全などを祈る人がたくさんいらしています。
慈光寺という古刹の飛地境内で離れていますが、慈光寺も由緒正しい素晴らしいお寺です。
県の天然記念物に指定されている130本以上の杉はどれも樹齢200年以上。

大きいものは500年とも言われ冬の時期に雪をまとう杉並木はなかなかの見ごたえがあります。